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成績向上物語④

発達障がいでも

中1の11月に入塾したDさん。入塾時の点数は学年平均点と同じくらいの+7点でした。入塾までにどんどん点数が下がり心配になり塾を探すことになりました。

中1の1年間の自己平均点は学年平均点の+32点。

学年平均点を下回ることはなかったので、できない印象というのはありませんでしたが、高校は染谷丘高校が第一志望。

このままで中3になれば、合計点で250点前後となり、染谷丘高校の受験は難しかったといえます。

具体的な指示を求める

Dさんは、広汎性発達障害と診断があり、抽象的な伝え方では、段取りなどが理解しにくい特性がありました。

ですので「指示を細かくしてほしい」というのがご家庭からの要望でした。

ただ、塾としては、お子さんの様子をみさせて頂きながら「ルーティン化」すれば大丈夫、という判断をしました。

「選択肢が多く、子どもが迷う」という当塾の自由なスタイル、自立的なスタイルを親御さんは心配したのだと思います。

最初はどこの席に座ればいいかまで「指示をしないとわからない」といった話でした。

しかし、このお子さんは、自分でやりたいことも、やらなくてはいけないことの希望もあるお子さんでした。

ですから「授業の流れ」を覚えてしまえば、その中で、自分のしたいことを自由にできる当塾のスタイルにピッタリはまっているようでした。

中2から伸びる

Dさんは、中2から伸び出し、中2、中3の自己平均点はそれぞれ学年平均+82.0点と+83.0点。

中3になっても下がることがありませんでした。

染谷丘高校は、信学会さんの模試でもS判定だったため「併願しなくても良いのではないか」という親御さんの意見もありましたが、Dさんは自分の判断で併願を希望しました。

上田高校も狙えるところでしたがDさんの第一志望校は染谷丘で、その気持ちは変わることがなかったため、染谷丘高校を受験しました。

自分を持つ

Dさんのように発達障がいの診断があるお子さまも当塾はたくさん指導してきております。

Dさんの場合は、親御さんの心配をよそに、自分の意見や考えをしっかり持っているお子さんだったため、特性上、あいまいな表現は理解しにくくあるとはいえ、すべて指示通りにやらせると良い、ということにはならない事例でした。

発達障がいの診断のあるお子さまは、自由で柔軟性のある塾のスタイルだからこそ、それぞれの子の特性に対応しやすい、と考えております。

勉強の形態も、個別指導だけでなく、プリント演習、動画授業という選択肢もあります。

発達障がいのお子さまはとくに、動画授業との相性がとくに良いと思います。

そういう選択肢の多さも、特性に対応しやすい環境にしているつもりです。

染谷丘高校に見事合格

そんなDさんは、安定感のある受験をすることが出来ました。

染谷丘以外では併願で上田西の特進クラスの合格でした。

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